テキストファイルをマインドマインドマップに変換するMMEditor
MMEditorはタブ文字でインデントしたテキストファイルをFreeMind形式のマインドマップに変換することのできるツール(その逆も可能)。
本ソフトウェアは,マインドマップエディタFreeMindにより作成されたマインドマップをツリー形式でテキスト編集するエディタです.
仕事で某システムの膨大な機能一覧を眺めていたのだが、リストが長すぎていまいち頭に入ってこない。もともと階層化されたリストなのでマインドマップにして俯瞰できないものか、と思ったときに「MMEditor」を思い出した。
早速ダウンロードし、Excel形式の機能一覧表をタブでインデントしたテキストに変換するスクリプト(10行くらい)を書いて、MMEditorに食わせてみたら、さくっとマインドマップに変換できた。長いリストもマインドマップ化すると1ページに印刷できて、見通しがよくなった。すばらしい!
(追記)大変便利なので、Perlに移植してみた
ツール使い方は以下のとおり(Readmeより抜粋):
テキストファイルの記法
HOGE ←中心テーマ :マインドマップの中心テーマになります. r: ←キーワードの位置 :「r:」の下に中心テーマの右に表示させたいキーワードを入力します. FOO ←キーワード : BAR ←キーワード :階層を表すためにTabを挿入します. BAZ ←キーワード :階層を表すためにTabを挿入します. l: ←キーワードの位置 :「l:」の下に中心テーマの左に表示させたいキーワードを入力します. FOO ←キーワード : BAR ←キーワード :階層を表すためにTabを挿入します. FOO ←最後のキーワード :最後のキーワードを入力後,改行します.
使い方
□マインドマップをツリー形式のテキストで表示する場合
- メニューバーの「ファイル(F)」→「開く(O)」を選択,または,ツールバーの「開く」を選択してください.
- ファイル選択ダイアログが表示されるので,テキストで表示したいマインドマップファイル(拡張子が「.mm」)を指定し,「開く」を選択してください.
- テキストエリアにツリー形式のテキストが表示されます.
□ツリー形式のテキストを.txt出力する場合
- テキストエリアにテキストが表示されている状態で,メニューバーの「ファイル(F)」→「.txt保存(A)」を選択してください.または,ツールバーの「.txt保存」を選択してください.
- 確認画面が表示されるので「はい」を選択してください.
- ファイル選択ダイアログが表示されるので,保存場所,作成するファイル名(拡張子は「.txt」)を入力し,「保存」を選択してください.
- 指定した場所に.txtファイルが作成されます.この際,"l","r"のキーワードは保存対象になりません.
□ツリー形式のテキストを.mm出力する場合
- 記法に沿ったテキストをテキストエリアに入力してください.
- メニューバーの「ファイル(F)」→「.mm保存(S)」を選択してください.または,ツールバーの「.mm保存」を選択してください.
- 確認画面が表示されるので「はい」を選択してください.
- ファイル選択ダイアログが表示されるので,保存場所,作成するファイル名(拡張子は「.mm」)を入力し,「保存」を選択してください.
- 指定した場所に.mmファイルが作成されます.