良いユースケースを書くコツ
米ラショナルソフトウェアの要求管理部門エバンジェリスト ジム・ヒューマン氏(Jim Heumann)の2003年のインタビューより抜粋。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200301/22/rational.html
機能要件をストーリーとして書き出す
- ユースケースは機能要件をストーリーとして書き出すことが必要である。表(個条書き)のように書いてしまうのは簡単だが、それでは機能要求を十分に補完することは難しい。そのため、一貫した“話(ストリー)”として表現しなければならない。
- 何がどうなったら、どうなるのか。これが起こらなかったら、何が起こるのか?
注意すること
- 利害関係者(機能要求を直接提示する人物)の要求ではない“要求”は、ユースケースとして表現するべきではない。これはどこまで詳細に書くかという問題につながる。
スタイルが「統一されていること」が重要
- ユースケースのスタイルは現在およそ30種類ほどあるが、どれが一番優れているかという議論には意味がない。スタイルが統一されているかどうかが重要