コマンドラインでHTMLを画像に一括変換 CrenaHtml2jpg

CrenaHtml2jpgは、URLを指定して、その画面をキャプチャーするツール。縦方向のスクロールが必要なページも1枚の画像として出力することが出来る。また、GUIのインタフェイスだけでなく、コマンドラインからの実行も可能。Perlから起動するためのサンプルもついている。ちなみに、はてなスクリーンショットもこのツールで作成されているそうだ。

レイアウトをチェックしなければならないHTMLが手元に200ファイルほどあっただが、数が多いのでいちいちブラウザで開く気にもなれない。そこで、CrenaHtml2jpgで全部画像ファイルに変換してから画像ビューアで一気にチェック。画像ならどんどんページが進められるので非常に快適。ストレスがぜんぜん違う。

使い方

CrenaHtml2jpg.exe -otest.jpg -fjpeg -w800x600 -s117x90 -q92 -t25 -uhttp://www.yahoo.co.jp

コマンドラインですべてのオプションを設定するのが面倒な場合、CrenaHtml2jpg.iniにデフォルトの設定を記述することができる。CrenaHtml2jpg.iniはエディタで直接変更してもよいが、GUIアプリでの設定内容を保存する方が簡単。

ローカルのHTMLファイルの変換

URLに「file://」のように指定することで、ローカルのHTMLファイルの画像変換も可能。

CrenaHtml2jpg.exe -fjpeg -p -r -ohoge.jpg -ufile:///c:/tmp/hoge.html

その他雑感

このツールだと、バッチ処理が出来るのでWEB系のシステムのテスト(のエビデンスの取得)にも応用できそうな気がする。そういう観点では、ツール探しの途中で見つけたWin32-CaptureIEというモジュールもちょっと気になる。